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Xin Supermacro3 VS Supermacro?
2008年04月28日(月) 16:30
以前紹介したXin Supermacro3 & Supermacro?ですが、この二つのどちらが優れているか比較してみたいと思います。

アップデートを重ねるXinの真価が明らかになる!?


さて今回の比較を行ううえで、ただ単に聴いた印象をレビューするのも芸がないと考え
以下のカテゴリーに沿って半断してみる事としました。

1.高域
2.中域
3.低域
4.空間表現
5.解像度

これらは全て密接に関わっていて、それぞれがお互いに影響しあっていますので、
例えば「とにかく高音が澄んでいるのでいい」とか「低音が響いているのでいい」
ではなく、各項目を総合的に判断し基本的なパフォーマンスはどうであるかを一つの終着点としたいと思います。

比較を始める前にそれぞれの構成を。。。


(Supermacro3)
・OPA 627 ×2
・BUF 634 ×4


(Supermacro?)
・OPA627×2
・OP 275×1
・BUF634×6


まずスペックだけをみるとSM?の豪華さが良くわかりますね。


因みに使用したイヤホンはUE 11 PROです。
ケーブルはもちろんDOCK STAAR.のものを利用しましたが、色んなもの(ほぼ全て)を試しましたので、
どのケーブルを使用したかという説明は省きたいと思います。



では早速聴き比べをしていきましょう。





どのようなパフォーマンスを見せるのか。





イヤホンはUE 11 PROを使用。




《1.高域》

Supermacro3  ★★★★★
Supermacro? ★★★☆☆


さて、のっけからですが高域は明らかにSM3に分がありました。
どちらも低音にマスクされたりしていませんし、出すぎて耳に刺さるということもありません。
ただ音の深みや伸びがあまりにも違いすぎます。
SM?はベースが幅広く耳一杯に広がるからか、高音に関しては輪郭を強調するような、
少し人工的な印象を受けたのに対し、SM3の伸びやかさといったらありません。
私はこれがXinの音場表現力は優れているとされる要因ではないかと思っています。
消え入りそうでどこまでも伸びていく。
聞き飽きたはずの音が生まれ変わる瞬間です。





《2.中域》

Supermacro3  ★★★★☆
Supermacro? ★★★★★


中域に関しては非常に評価を判断することが難しかったと思います。
簡単に言うと「同じ製作者の作品だから同じ傾向」で済ませそうな印象です。
両方とも非常にゆったりしていて量感たっぷりです。
一つの判断材料としてホーンとボーカルで聞き比べてみると、低域が柔らかい分
SM?の方がスケール感を感じることができました。
特にボーカルではSM3はさわやかさや透明感を感じ、SM?では艶っぽさや
マイクに掛かる息などの空気感を感じることができました。
後は好みの問題だと思います。私はブラックミュージックを良く好んで聴きますので、
倍音がよく表現できていて、女性ボーカルなどが非常に艶っぽく、色っぽく聞こえるSM?に
高い評価を与えました。





《3.低域》

Supermacro3  ★★★★☆
Supermacro? ★★★★☆


今まで色々とアンプを聞き比べてXinのアンプは非常に低域の表現力に優れていると感じました。
上質な上に決して出しゃばることなく安定感を感じます。
ただ単に量が多いだけのストレスフルな低音とは違い、音の強弱なども鮮明に耳に届けてくれます。
この二つも性格こそ若干の違いがあるものの、その例外ではありません。
SM3は高域に伸びやかさがあるため、バスドラを聴くとアタック感が気持ちよく、
楽曲の抑揚が強調されグルーヴィーになります。SM?はこれでもかと広がる低音です。
頭一杯に低音が広がるため、まるでライブハウスやクラブに居るかのようです。
・・・これは判断が難しいです。両方とも高い音質で保っていますが、どちらが優れているというわけでは
ありません。
よって同じ評価としました。





《4.空間表現》

Supermacro3  ★★★★★
Supermacro? ★★★★☆


さまざまな方がSupermacroのレビューを書いていますが、この空間表現こそSupermacroたる所以と
考えている方は多いようですね。
私もそう思います。
ただ何をもってしてそれを判断しているか、気になったことはありませんか?
これは音を視覚的に捉えるという感覚に近いと思いますので、感じ方は人それぞれと思います。
よって私の場合は音場の広さ、各パート及び音の位置関係、伸びや広がりといった視点から
「空間表現」を判断したいと思います。
まず音場に関しては特筆すべき違いは感じられませんでした。(あっけなくてスイマセン笑)
それから音の位置関係ですが、これは音の分離の良さや見通しの良さなども関係してくると思いますが、
明らかにSM3の方が優れています。簡単に言うと2次元と3次元の違いです。
SM?は縦や横へ広がりますが、SM3はさらに音像が奥に重なっているのがわかるようです。
これは伸びや広がりにもいえる事ですが、SM3は一滴の雫が落ちて波紋を広げるが如く
自分を中心としてさーっと音が広がっていくのです。
これが一番感動した瞬間でした。





《5.解像度》

Supermacro3  ★★★★★
Supermacro? ★★★★☆


最後は解像度です。録音状態が悪いと粗までモロ見えになり憂鬱になりますが、
高解像度の環境で音楽を聴きあまりにリアルな表現にゾクっとする瞬間は変えがたいものです。
先ほどの空間表現ではSM3が優れていると述べましたが、解像度にしても同じ印象を受けました。
私は良く解像度の判断基準にパーカッションやドラムセクションの音に注目し聞き比べをします。
一度に音の量やハイ、ロー、ミッドと聞き分けれることと、音の残響感、それからバスドラ、
ライドシンバル、スネアなどが同時に重なってもそれを聞き分け、確かめることができるからです。
SM?に比べると若干ホワイトノイズを伴うもののSM3のパフォーマンスは恐るべしです。
ハイハットの「チッチッチッチ」という音も「ツィッツィッツィッツィッ」といちいち細かく聞こえてきます(笑
またスネアドラムとクラップが重なったり微妙にズレたりする細かな表現もきれいに再現しています。
もちろんドラムセクションだけではありません。
ボーカルは僅かな息使いを、ウッドベースは弦の揺れをイメージさせます。
まさにトップクラスの解像度であると思います。
よってSM3に高い評価を与えました。





《総評》
今回この兄弟機を比べるにあたり、どのように表現したらいいだろうと長く悩みましたが、
せっかくの比較なのであやふやにするより数値化し評価しようと思いました。
結果をみると・・・かなりSM3に偏っていますね(笑
ただコレが私の感想であり、上記の5項目を総合的に考えてSM3の方が高パフォーマンスであると
判断しました。
2つともXinのアンプなので音の傾向は近しいです。しかしアップデートを重ねるSupermacroだけに、
SM3にこれほど好感触で果たしていいものだろうかと思ったぐらいです。
そして実は音質云々というより、聴いていて感動する瞬間はSM3の方が圧倒的に多いです。
これは非常に感覚的なことですが、今回一つ一つ比較することにより自分でもなるほどなぁと
再確認するところは多かったと思います。
でも一つ疑問に思うところが・・・
このSM3は一般的に普及している4スイッチのものと異なります。
これが多くのSM3の音と同じなのか気になりますね・・・(笑



※音の印象は試聴環境により異なる場合があります。予めご理解ください。








Nor


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